アーティストのLIVEとチケット代は等価交換による取引ではないのか?

アーティストのLIVEとチケット代は等価交換による取引ではないのか?

学生時代の軽音部から今に至るまで常々感じていたことがある。

それはこれだ。

演者「次の曲は〜です!ぜひ前に来て盛り上がってください!!」
観客「わぁ〜!!」

馬鹿野郎。

有頂天に盛り上がってる場合じゃない。

「盛り上がってください」ってなんだ? お前らが盛り上げるんだろうよと。要はこういうことだ。

なぜ時間と資金というコストを支払ってまでユーザー「が」盛り上げる行為をしなければならないのか、この点に違和感を感じる。

勘違いの無いように言っておくが無論、

・ファンがその空間をより良いものにしようと自発的に盛り上がること
・アーティストのプレイが良すぎてファンが盛り上がらずにはいられなくなること

これらはなんの問題も無い。どうぞ続けてください。

私が言っているのはあくまで「アーティストが参加者に対して盛り上げを打診している姿勢」が解せんということだ。

お金を払ってLIVEを観るというのは、消費とサービス提供というものに置き換えて考えられる。

お金を払ってコーヒーを飲む。100円。
お金を払ってオシャレな空間でコーヒーを飲む。300円
お金を払ってオシャレかつ静かな空間でコーヒーを飲む。1,000円

というように、基本的にかけた費用とそれによって得られるメリットは=(イコール)の関係だ。

このように考えると、私はどうしても「盛り上がってください」というと、「お前(参加者)たちが(俺ら演者のために)何とかしろよ」という様に聞こえてならない。

お笑い芸人が観客にウケてくれ、笑ってくれと言うか?否、言わないだろう。

一「芸」に秀でたるもの、あくまで客をノせるのは自分の仕事と思うべきだ。

リッツカールトンで接客の修行でもしてきやがれ!

”アーティスト(ステージ)とファン(観客席)の位置関係は、取引上では同じである。 by 音楽経済評論家 モリ・アガテー(1477~1537)”

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Tak Ohama

Tak OhamaMyuu♪ 編集長

投稿者プロフィール

中学からX JAPANやL'Arc〜en〜Cielにハマり、高校からバンド(ギター)を始める。大学ではドラムに転身し、HR/HMに没頭。在学中よりバンド仲間とITベンチャーを経営し、その後エンタメ事業を手がける会社「Cowboy」を別途立ち上げネットTVなどを活用したアーティストPRに従事した後、音楽×ライフスタイルメディアの「Myuu♪」をリリース。

<好きなバンド・アーティスト>
[邦楽]:X JAPAN/L'Arc〜en〜Ciel/LUNA SEA/WANDS/T-BOLAN/TUBE/BOOWY/矢沢 永吉/BABY METAL
[洋楽]:ANGRA/SlipKnoT/Dragon Force/Dream Theater/

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