Metal Warriors (1986年 中野サンプラザ)で筆者は44MAGNUM 、RECTION、HURRY SCUARYを観た。忘れられないハイトーンのHURRY SCUARYのvocalの南安秀氏がLOUDNESSのベーシスト山下昌良氏達とセッションをするのでインタビュー。
今回のセッションメンバーとの思い出
ベースの山下氏との出会いは私がデビューする前、ちょうどラウドネスが一番ピークの頃だったと思いますが、大阪城ホールの楽屋へ何度かお邪魔させて頂きましたが、怖くて話もできませんでした(笑)その後私たち(ハリースキュアリー)もデビューし解散後までお会いする機会がなかったのですが、某音楽学校の職員で勤めている際に 故 樋口宗孝氏と山下昌良氏に特別講師として月に2〜3度学校の方へ出向いてもらい再会を果たしました。樋口さんも山下さんも覚えていただいており気さくに話してくださり、学校内で同じバンドでプレイさせていただいた思い出も昨日のように思い出します。その後樋口さんも山下さんも別の学校へ移り、私ももう一度歌いたいがため、学校を退職し現在に至っつていますが、今回久しぶりに山下氏とプレイできることを楽しみにしております。
ドラムのPON君とはデビュー前、大阪、東京、地方、のライブハウスでよく対バンさせていただいておりました、年末のオールナイトライブなどでよく一緒になりましたね、昨年元X−RAYのベースOZMAと関西に来られた際に、現在私がやっておりますMUTHAS PRIDEと一緒にやっていただき、久しぶりに彼の素晴らしいドラムに圧倒されたばかりです。
ギターのバンデラスさんとは全くの面識がなく今回お話を頂いてからの初対面です。2人で打ち合わせ後、RAJAS のアックンのお店で飲んでいた2人の目の前に今回のKey Mayちゃんがたまたまいたというめぐり合わせです。
今回のセッションならでは期待なさっていらっしゃることをお聞かせください。
凄まじいリズム隊にどこまでついていけるのか?ワクワクしております。
パワフルなハイトーンvocalの秘訣、南さんならではのトレーニング法ありましたら教えてください。
特に注意しているということはないのですが、年中冷たい飲み物は避けていますね、あまり喉を冷やさないように、それと楽屋などで空気が乾燥しているなと感じる時は吸入器を愛用しています。あとマスクも欠かせません、人それぞれ声帯の形が違うので、無理やりハイトーンを出すというより一番出しやすいキーをパワフルに歌い込んで鍛えていくようにしています。もう昔のようなハートーンは出せませんよ。
同じ事務所で44MAGNUMが先輩、デランジェ、L’Arc〜en〜Cielが後輩というお立場で日本のハードロックシーンを俯瞰されたご意見をお聞かせ頂けましたら幸いです。
いわゆる今のビジュアル系のお手本となった素晴らしいバンドばかりでした、私たち(ハリー)はその中でも異色でしたね、ビジネス的には難しい立場にいたと思います。
最近プロデュースなさっていらっしゃるアーティスト情報等近況のPRして頂けましたら幸いです。
数年前まではプロデユースしているグループもあったし、アイドル養成にまで間違って足を踏み入れましたが、今の所は自分のバンドMUTHAS PRIDEと数々のセッションで手一杯です。面白いグループ見つけたらまたプロデュースしたくなるかも?
MUTHAS PRIDE NEW ALBUMを2016年早々に出す予定です。レコーディングは終了し、あとはミックスとマスタリングを残すのみとなりました。
TEXT:野島 茂朗
LIVE Information
11/14 大坂西九条ブランニュー /APHRODITE/TILT/RAJAS/MUTHAS PRIDE
2016 2/6 京都 都雅都雅 RAJAS/BARAKA/MUTHAS PRIDE
http://japan-metal-indies.com/guide_hurry.html
- この記事が気に入ったら