VOLCANOの5枚目のアルバムが7月15日に発売。
vocalのNOV氏にインタビュー。
Juggernautというアルバムタイトルの由来を教えてください。
VOLCANOとして、アルバムタイトルは、とても大切にしていることを前置きしたうえで「響き」を重んじたが素直な答えである、
First「Violent」
Second「Davi」
自分が関わった作品という意味でミニアルバム「Die Hard」
Third「Mythology」
前作「Melt」
今回は、前作もそうだが、私は案を出していない。
屍忌蛇からAKIRAへ、濁音で始まるインパクトのある言葉で何かないか?それに応えたAKIRAから出てきた言葉がJuggernaut。
いくつか、彼は屍忌蛇に言葉を出したらしいが、これに決まるだろうと確信したらしい。
そして、屍忌蛇も一発返事でこれに決まった!後から私はアルバムタイトルを聞かされた。私ももちろん格好良いと思ったのだが私は、てっきり昔の洋画から取ったのかと思ってしまったんだよね。
今ではよく、事件モノの映画やドラマで使われるシーン「この爆破装置を止めるには、赤か青のどちらのコードを切れば良いのか?」このシーンの元になったのが、Juggernautという映画らしいんだよね!
だから、私的には、VOLCANOサウンドは聴く人によって、好き嫌いがハッキリするであろうと!
その代わり、好きと感じた人はこのサウンドが頭の中で起爆装置が押されたように爆発するだろうと!
興奮するしかない感覚になるぞ!
こんなふうに、こんのアルバムタイトルを感じとったんだ!
さぁ、聴いてみて!
新アルバムの制作秘話を教えて下さい
前作同様、屍忌蛇にディレクションされながら歌ったんだけど、今回はベーシストAKIRAの声もたくさん入っている。
歌録音に毎回来てくれたお陰で全体にバランス良く彼の声が入っている!
僕が出せないLowの歪みボイスをふんだんに入れて貰って、分厚さを沢山作り出せたよ。
ハーモニーは自分自身がやったのだが、僕のアイデアをたくさん屍忌蛇、AKIRAは入れてくれたのが嬉しかったかな。
逆に責任感ものしかかってきたけどね!
あとね、ドラムのフィルが僕の中では凄いと感じた。
ドラマーShun本人にも確認したんだけど、彼のやりたいことも、今まで以上に入り込んでいる。全体的にプログレッシブに感じたりするよ!
AKIRAのベースサウンドは相変わらず弦が、有刺鉄線ではないのか?な、ぐらい響いているし、屍忌蛇がこれまで以上にリフをこれでもかーくらい刻んでいる!速いし重い!
新アルバムでご自身が好きな曲を教えてください
代表的な曲は、Sacred Eternityになるんだけど、僕はボーカリストだから歌メロディー中心で考えてしまう。
今回の中なら
1位Wait Until You Return
2位Blood Soldier
3位I Miss
あれ?バラードは?って思うだろ?
バラード順位をつけれないんだ!別枠なんだ。
勿論、どの曲も僅差だけどね。
最も苦労された曲は何ですか?
苦労かぁ。
大変だったのはGet Mad Childレコーディング自体はスムーズだったのだけれど、音程が低い部分が多くて、僕は低い声の方が喉を潰しやすい。
だから、潰さないように気をつけた。でも迫力不足はだめだからダミー声を作ろうとすると喉に負担がかかる。負担がかかればかかるほど
屍忌蛇たちが格好良いと言うんだ。だから頑張るしかなかった。だからAKIRAの声に助けられた。
様々な活動をなさっているNovさんにとってVolcanoはどのような存在?
屍忌蛇、AKIRAと僕は同じ年でもあるので、音楽へのアプローチだったりが似ている。
ここはこうなるだろうってとこが、本当に同じに等しいんだ。
だから、彼等の満足は僕の満足でもある。
Shunくんは、まだまだ勢いがある。
年だからといって俺に合わせたリズムを叩け!なんて言わないから、僕は頑張ってリズムについていく。
居心地も良いし、スリリングなメンバーのいるバンド。
自由過ぎるくらい自由なライブもできる唯一のバンドだと思っている。
今後のVolcanoの野望をお聞きかせください。
ファンがついてきてくれている限りやり続けながら、音と声をこだわり出しながら、生きがいを確かめる。
後は、俺達が悪者で良いので、世界平和になってくれと願う。
VOLCANO
http://www.4148.jp/
NOV
http://nattyfieldnov.web.fc2.com/
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