先日の渋谷における初街頭企画の興奮も冷めやらぬままに、早くも第二弾が決行された。

今回のフィールドは銀座。先の渋谷戦とは打って変わり、大人の落ち着いた雰囲気とどこか気品をも感じさせる街並みがそこにはあった。

本日のメンバーは3名。編集長大浜と、前回に引き続き金融業界からBOZY METAL氏、そして今回は人材業界からクレイジーサラリーマン氏が馳せ参じてくれたのだ。

今回もアナリストであるBOZY氏の見解をといきたいところだが、その前に本日の街頭ストーリーを拝見頂こう。

ビジネスの場で磨き上げた営業スキルが全く通用しない。。

今回初挑戦とはいえ、日々営業マンとして法人相手に熾烈なビジネスを経験しているクレイジーサラリーマン氏の、今までの営業人生はなんだったんだと言わんばかりの地蔵っぷり。「怖い、怖い、とにかく怖い。街ゆく人に声をかける事がこんなにも怖い事だなんて、僕、知らなかったよ。。」

銀座の歩行者天国に舞い降りてはや30分。街ゆく女性達に対して微動だにする事ができないクレイジーサラリーマン氏は、早くもマナーモード（無言）に突入する。

こうしてビジネスマンとして最も価値のある「時間」を惜しみなく彼は浪費し、1時間が過ぎた。ここで業を煮やした経験者のBOZY METAL氏が、先輩風を吹かして怒涛の2ゴール（声がけ〜アンケート〜写真OK）を決める。＊冒頭の女性など

この時点で午後17:30。声がけ数名に対し成果は2。先の渋谷戦とは全く異なるダメっぷりに、3人は「銀座はアウェイだから仕方ない」と100%場所のせいにして有楽町方面へ移動を開始する。

先日の渋谷戦は単なるビギナーズラックだったのか。。

「すまん。ガソリン（ビール）入れてやる気出すわ。」と1人粋ってコンビニへ向かうBOZY氏。酔いの力を借りて酔拳で勝負しようというのだ。しかし、一時のドーピングも所詮は付け焼き刃。何度もメンバーの力を借りて声がけに挑むも、敢え無く撃沈。そこにはあしたのジョーのラストシーンを彷彿とさせるBOZY氏の姿があった。

彼の元に近づくとこんなささやき声が聴こえてきた。

「怖いよう。。」

社会の厳しさを痛感し、営業とは？成果とは？何たるかを改めて自問自答する

休憩に入るたびに泥人形のように崩れ落ちるクレイジーサラリーマン氏。「ストリートがこんなにも大変だなんて思ってもみませんでした。少し、考えさせてください。」

「いや、考えても何も変わらねえだろ。」と心の中でtweetしながらソッとレンズを彼に向ける編集長。（ちなみにこの時点で開始から3時間が経ち19:00。BOZY氏とクレイジーサラリーマン氏は何やかんや声がけ10以上は維持するも、編集長はこの時点でたったの「3」。）

復活のフュージョン！ラスト90分でチームに連帯感が生まれた

銀座の空が漆黒に染まる頃、これまでほぼ個人戦としかいえなかったバラバラっぷりに変化が訪れた。そう、クレイジーサラリーマン氏のポストプレイである。日頃大企業でチームでの活動を基本とする彼にとって、これまでのフィールドワークはあまりに個人プレイ過ぎたのだ。それもそのはず、BOZY氏も編集長も日頃は1,2名のスモールなベンチャー企業での活動が主たる環境であるため、チームでのプレイを知りえなかったのである。

ここからのクレイジーサラリーマン氏のポストプレイにより、メインのインタビュアーが女性の左に立ち、くさびとなるクレイジーサラリーマン氏が右に立ち挟み撃ちという、相手の退路を断つえげつないフォーメーションを組み始めたのだ。

これにより3人はまるで水を得た魚のように一気に成果を上げ始め、なんとラスト1時間で15組近くの回答を得ることに成功する。

「僕たち、やればできるんだ！」

Bozy Metal氏によるデータ分析

＊ここからは編集部ではなくBozy氏によるコメントです。

2015年5月23日(土)、銀座の20代前後の女子を対象として、音楽に対するインタビューを実施した。下記にてその主要ポイントに関する報告をさせて頂く。

より具体的には、下記の4問のインタビューに回答して頂いた。

Q1 普段音楽を聴きますか？
Q2 普段良く聴く音楽は何ですか？
Q3 メディア、友人からのオススメ音楽は聴きますか？(今回新たに導入)
Q4 初めて買ったCDは何ですか？

結論から言えば、休日に銀座を訪れる女性は主に男性バンドを好んで聴くことがわかった。

より具体的には、Q2に関して、男性アーティスト構成比率は70.0％と、前回と同水準の着地となり引き続き女性は男性アーティストを好んで聴く傾向が見られたが、ここでの構成要素に変化が生じている。

前回の渋谷においては、男性バンド比率は殆ど0％に等しかったが、今回の銀座では40％と、主要構成要素となるに至った。一方でダンス&ボーカル系に関して、0%（前回の渋谷:約15%）での着地となり、これに対応する格好となった。また、ジャニーズ系をはじめとするアイドル系に関しては安定的に推移した。

Q4に関して、SPEED、浜崎あゆみ、Perfume、モーニング娘。、など女性アイドル系が主要構成要素となった。前回においてはQ2と重複する傾向が見られたが、今回においてはそういった傾向は見られなかった。休日に銀座を訪れる女性は大人の女性（20代後半が大半：筆者推定）が多いといえよう。

Q1は前回と概ね同様の着地であった一方、今回新たに導入されたQ3に関しては、メディアや友人からのオススメ音楽は、どちらかというと聴かれている傾向にあることが見て取れる。

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また、声がけ数は53（前回比71.0％増、22回増）の着地である。ここでは、今回新たにインタビュアーに加わったクレイジーサラリーマン氏の寄与が大きい。純増の22回の内、15回についてはクレイジーサラリーマン氏のアドオンによるものである。

クレイジーサラリーマン氏は、今回初参加ということもあり立ち上がりはやや苦戦を強いられたが、自身が日々の業務で培ってきた営業スキルも活かし、コンスタントに数字を重ねた結果となった。

一方、既存分に当たる大浜編集長及びBozy Metal氏の合計値では、前年比7回増となった。ただしここでは、大浜編集長:26回（前回比7回増、36.8％増）、Bozy Metal氏:12回（前回と変わらず）と、大浜編集長には大きな進歩が見られたものの、Bozy Metal氏は前回の数字を維持するのがやっとという着地である。

大浜編集長に関しても、立ち上がりはやや苦戦を強いられたが、いわゆる「止まりの大浜」戦法が奏功したこともあり、後半に向けて大きな追い上げを見せた。

Bozy Metal氏に関しては、前半やや先行した一方で、後半に向けて失速した。いわゆる「後ろからタイソン」戦法がワークしなくなるにつれて、MP（メンタルポイント）切れを起こした模様である。

一方、オープンレシオ（声かけ数のうち、実際にご回答していただけた確率）は各自バラつきはあるものの、おおよそ35％-40%に収れんしていく傾向が見られた。

街角スナップ紹介コーナー

＊本人たちの掲載許可済み

チームの勢いがスランプに陥った際に優しく応対してくれた彼女

2人ともGLAYが好きというのにLUNA FES参加を知らないのんびりっ子たち

歩きながらどこまでも付いてくるBOZY氏とクレイジー氏の猛襲に耐え抜いた戦士たち

折角の帰宅美女を手ぶれでやらかすクレイジー氏はこの度一眼レフ購入を決断

当初スナップ掲載を拒むも他の子達の写真を見るや、「私達も撮りたい♡」と手のひらを返す猛者

編集部からのコメント

能書きは良いからどんどんデータを取ってくる様に。
という事で！また来週も開催します！

＜第3回 突撃！街頭音楽インタビュー＞

日付：2015年5月31日（日）
時間：目安12:00~15:00 *前後する可能性あり
場所：原宿〜表参道
参加方法：一緒にインタビューを手伝ってくれる方、まはたスナップに写りたい方募集中！希望者は編集長宛にfbメッセージか編集部までメール連絡

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＜経歴＞
高校入学時に友人から借りたB’zのBEST ALBUMに衝撃を受け、バンドを始める。ボーカル担当。
2015年よりBOZY METALとしての活動を開始する。大学在学時にITベンチャー企業にてビジネスを経験後、ヘッドハンティングによりIRコンサルティング会社に入社。現在は国内の中小型成長銘柄担当のシニアアナリストのもと、財務データ管理を担当、加えて社内システム構築、ビッグデータ解析など、幅広い業務を手掛ける。

＜好きなバンド・アーティスト＞
邦楽：B’z、BABY METAL、L’Arc-en-Ciel、MintJam、中島満雄、光田康典
洋楽：Yngwie J. Malmsteen

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