いま話題の新進気鋭クリエイター石川拓磨ヒストリーに迫る!コロナ禍のなかロングインタビュー「東京の真似事ではなく、地方の良さに対してのアプローチ、地方ならではの制作、可能性を高めたいです。」
北陸を拠点に活動するアイドルグループ「ほくりくアイドル部」の活躍が目覚ましい。金沢市文化ホールにて行われた単独公演では1,033名動員(チケット完売)を記録。ご当地アイドル肩書きランキングでは全国5位と地元貢献度の高さが伺える。
その中で1人のクリエイターの存在を忘れてはいけない。「ほくりくアイドル部」MV監督、作詞、作曲、編曲を担当、マルチな活躍をする石川拓磨。彼の職業、肩書きは「音楽プロデュース」「映像クリエイター」「ミュージックビデオ監督」「作詞家」「作曲家」「編曲家」「ウェブデザイナー」「テレビタレント」とマルチな活躍を見せる。
もともとSONY主催のボーカルオーディションで最終選考まで選ばれ、地元富山県で初の男性ボーカルユニット「SONORITY」としてデビュー。現在、総合制作をおこなうi68STYLE(イロハスタイル)を立ち上げて代表を務める。
石川拓麿の音楽ヒストリー、音楽のルーツに迫ってみた。コロナ禍だからこそ忘れてはいけない熱い話を色々、話してくれました。『地方だからできること?』『地方を変えれば日本は変わる』等ロングインタビュー。
【石川拓麿】という天才クリエイターから目が離せない。
生い立ちからお聞かせください
両親の関係で、幼稚園年長くらいまでは東京都の練馬区に住んでました。
なので、一応生まれは東京になります。
ただ、物心ついた頃には富山県にいたので、実質は富山生まれ富山育ちみたいなものかなと思ってます。
27歳まで富山県を離れたことはありませんでした。仕事で東京や大阪などには行っていましたが、基本的に居住地は富山県です。
現在は、富山県に住まいがあって、オフィス兼第二住まいが石川県金沢市にある感じですね。
学生時代はどんな生活していたのですか?
絵を描いたりゲームをしたり、部活(バスケットボール)に取り組んだり、ごくごく普通な学生だったと思います。
ただ、野心みたいな感情を常に持っていて、何かしらで目立ちたいとか結果を出したいとか、そんなことばかり考えていたと思います。
■ □ ■ 音楽ヒストリー □ ■ □
いつから音楽活動をはじめたのですか?
音楽活動に初めて携わったのは、中学1年生(14歳)の冬くらいで、当時兄がバンドでベースをやり出して、「俺はベースやるし、お前ギターやれよ」と勧めてきて、何のことか分からずギターをやり始めました。
あんまり、自分で自分のやりたいことを探すタイプではなく、部活もバンドも、“兄がやっているから”みたいな理由で始めてました。
当時は、GLAYやL’Arc-en-Cielなどのロックバンドのコピーを結構してました。自分、本当に目移りが激しくて、
「GLAY」「L’Arc-en-Ciel」⇒「Dir en grey」⇒「GOING STEADY」など青春パンクを経て
「Locofrank」などのエモパンク、「EXILE」などのJPOP、そしてアイドルへと興味あるもをが目まぐるしく変わって、その度にその音楽を演奏したり、似た音楽を作ったりしてましたね。
高校生の時代は、バンドに全てを捧げたと思います。
結構富山県では人を集められる高校生バンドで、MAXで500人くらいだったと思いますね。
当時は、エルレガーデンさんなどのおかげもあり、僕らのやっていたジャンルのバンド受けも結構良くて。
高校三年生くらいに、高校生バンドコンテストみたいので大阪城にライブしにいったり、ツアー回ったり、今思うとめちゃくちゃバンドマンだったなと思います。
この辺りから、なんとしてもエンタメでご飯を食べたいと思ってきてましたね。
音楽する喜びのルーツみたいなものはありましたか?
14歳の頃コピーバンドから始まって、すぐにオリジナルを作れるようになったんですが、その早さに周りが「すげー!」みたいに囃し立ててくれて。
そっからどんどんオリジナルを量産するようになって、お客さんとかが「めちゃくちゃいい曲だね」とか、バンドメンバーが「これ絶対売れるよ!」みたいな声をかけてくれることがとにかく嬉しく。
それが一番の音楽を好きになったきっかけであり、エネルギーだったと思います。
ギターなど楽器は、どんだけやっても上達しなかったんですが、曲を作ることでその部分をカバーしていたと思うので、
楽器というよりは、”音楽を作る”ことが好きなのかと思います。
■ □ ■ 人物/パーソナル □ ■ □
今までにお世話になった方はおりますか?
1番お世話になった人を上げろと言われると少し難しく、正直頭に浮かびません。
もちろん、昔バンドの時携わっていたライブハウスの関係者様や、バンドの先輩方には、数え切れないくらいのお言葉やお気持ちをもらっていますが、突出してお世話になった人・・・と言われると順位をちょっとつけられないかなと。
ただ、もし一人だけに感謝を述べられるという環境であれば、
中学三年生15歳の頃の担任の先生ですね。
その先生もバンドが好きで、僕もバンドをやってますという話をよくしてたのですが、
ある日「オリジナルバンドでライブがまだできてない、主催のやり方もライブの出方も分からないし」
という相談をしたんです。
そしたら、明くる日
「よし、春休み先生が全部抑えるからそこで好きにライブやりなさい」
と、言ってくれて会場からアンプから全部用意してくれたんです。
当時は中学生なので「イエーイ!」くらいの感覚でしたが、今思うと結構な金額だったと思うし、
よほど自分の“音楽への目覚め”みたいことを応援してくれてたのかなーと。
それが自分のバンドでの初ライブであり、ステージに立つ気持ち良さを教えてくれたきっかけでもあるので、
とにかくその先生には感謝しているし、お世話になったなと思いますね。
現在の活動について教えてください
2018年までは、アイドルのプロデュースをやっていましたが、現在は基本的にクリエイター活動が主です。
富山県ではタレント活動も少ししていますが、去年くらいから9割が制作活動ですね。
主に、TVCMなどの映像制作、MV監督、楽曲制作が主体です。割合は本当に大体均等。
北陸地方で、エンタメ系の制作(デザイン→楽曲→映像)をワンストップでやる人ってそう多くはないので、
そのおかげもあって一括で頼まれることも結構あるので、そこはある種プロデューサーなどの経験も生きているので嬉しいですね。
とにかく、色々なものを考え、作りまくっている感じです。
音楽以外の趣味について教えてください
仕事がほぼ趣味なので、本当に無趣味かもですね。映画とか小説とか漫画とか、結構好きなんですけど。
それもなんとなく、創作意欲を沸き立たせるための一環みたいな感じで観ているので、ちょっと趣味と言えるのかなぁ。
みたいなところはありますね。でも、最近は格闘技良く見るかもですね。何が理由か分からないんですけど、つい熱中して見てしまうので。趣味と言えるほどではないかもですが。。。
実兄・石川ユウキさんは、韓国メイクを日本人向けに落とし込んだ「ハニルメイク」の考案者として人気沸騰中のヘアメイクアーティストさんですよね。紗栄子、川島海荷、古畑星夏 、水谷果穂、SILENT SIREN、小島梨里杏など、タレント・女優・アーティストからの指名も多い著名人と伺いました。
▽実兄・石川ユウキ「事務所プロフィール&ニュース記事
http://threepeace.co.jp/member/石川ユウキ/
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e8822af75552101b8d8182a0b2c4c54cc1cb01d
兄は、僕と違ってとにかく職人肌なので、突き詰める姿勢みたいなものは本当に尊敬しますね。
中学校のバスケにしても、バンドにしても、兄の影響なのですが、僕の人生のほとんどが、その影響を受けたもので彩られています。
そう考えると、そのことに感謝かなと。
最近、ハニルメイクっていうメイクを兄が発明?して発信してるみたいなんですけど、そうやって今のトレンドを掴んでいるところとか、自分も頑張ろう!みたいな力をもらいますねー。
今後の抱負をお聞かせください
去年はかなり、仕事としてのモノづくりが多かったので、今年は自分の作りたいものを何個か世に出したいですね。
あとは、地方での制作可能性を高めたいです。
北陸でもこんなMV撮れるんだとか、こんな本格的に広報していけるんだみたいな、場所は関係ないっていうことを体現できるような仕事ができたら嬉しいですね。
東京の真似事ではなく、地方の良さを交えた上でのそういったアプローチ。
難しいところですが、模索してやっていきたいところです。
プロフィール
石川 拓磨(いしかわ たくま)
1989年生12月3日生まれ、血液型はA型
■所属事務所
- 個人 : i68STYLE
- 作家登録 : onetrap(agehasprings)
所属作家名:石川タクマ
■出身地:東京都練馬区
■学歴:富山市立針原小学校/富山市立北部中学校/富山県立北部高等学校
■主な出演
■テレビ
・北陸朝日放送『恋するブライダル 2018』
・富山テレビ 『BBT スペシャル』
・チューリップテレビ 『ミタイノコレクション』
・ケーブルテレビ富山『とことん ! とやま de ライフ』
・ケーブルテレビ富山『とみおん』 【レギュラー】
https://ctt.ne.jp/comichan/tomion/
■映画
・映画『デンサン』般若 宏太 役
https://readyfor.jp/projects/takaoka-densan/announcements/44360
■モデル
・TOKYO Boys Collection 2016
■MV
・SONORITY『白い記憶』MV出演
■MC
・CAP主催『Amigo Party 』司会
■主な作品
■MV監督
・ほくりくアイドル部「木綿のハンカチーフ」
・ほくりくアイドル部「A Whole New World」
・ほくりくアイドル部「きっとミラクル」
・ほくりくアイドル部「Today」
・ほくりくアイドル部 feat かなざわスーパーキッズ「Joyful, Joyful」
・Rikuya「City Languor」
・蜂蜜★皇帝「Answer」
・蜂蜜★皇帝「RED BEE」
・蜂蜜★皇帝「to bee me !」
・蜂蜜★皇帝「小悪魔エンペラー」
・miel「意気地なしファインダー」
・ANDCRAZY BREAK「青空グラデュエーション」
・ANDCRAZY BREAK「JUST」
・ANDCRAZY BREAK「フルスロットル」
・ANDCRAZY BREAK「Believe again」
・P-Loco「ガチ恋人間太田くん」
・緒方れみ「Star Light」
・かがやき「Restart」
・夢幻のシナリオ「Brand New day」
・夢幻のシナリオ「カワイクナリタイ」
・夢幻のシナリオ「僕らのシナリオ」
・夢幻のシナリオ「曖昧Answer」
■ショートフィルム監督
・オスカーホーム「Life is Stage」
■作詞・作曲・編曲
・富山県 とやまっ子ミライchオフィシャルテーマソング「Enjoy♪とやまっ子」 – 作詞、作曲、編曲
・金沢市 さかなざわ さちこ「Wash♪Wash♪さっちゃん」 – 作詞、作曲、編曲
・金沢市 さかなざわ さちこ「さかなざわ探検隊〜金沢のおいしいヒミツ〜」- 作詞、作曲、編曲
・富山県生協CMソング「アイ溢れる」 – 作詞、作曲、編曲
・オスカーホーム「Life is Stage」 – 作詞、作曲
・ほくりくアイドル部「ココロトリコ」 – 作詞、作曲、編曲
・ほくりくアイドル部「きっとミラクル」 – 作詞、作曲、編曲
・ほくりくアイドル部「Golden Smile」 – 作詞、作曲、編曲
・ほくりくアイドル部「たとえ一億人が笑ったって」 – 編曲
・ほくりくアイドル部「A Whole New World」 – 編曲
・ほくりくアイドル部「シャッターチャンス!!」 – 編曲
・ほくりくアイドル部 feat かなざわスーパーキッズ「Joyful, Joyful」 – 作曲
・蜂蜜★皇帝「RED BEE」 – 作詞、作曲、編曲
・ミラージュランド新アトラクション パイレーツBGM「Legend of Miracle Pirates」 – 作曲
・舞台 金沢ムーランルージュ挿入歌「風車」 – 編曲
■各種SNS
■ OFFICIAL WEBSITE
■Instagram
https://www.instagram.com/i68takuma/
■ Twitter
■ FACEBOOK
https://www.facebook.com/i68.takuma
■ Youtube
https://youtube.com/channel/UCFcFMUBcbI46WDZYqfQq2iA
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