「熱狂おこしやす!」。ミライスカート主催「未来フェス 2016」、Dorothy Little Happy/アイドルネッサンス/寺嶋由芙を京都に迎え開催!!!なっちゃん!、愛の告白を受け大興奮!!

ミライスカートが地元「京都」を舞台に定期的に行っている「未来フェス」。今年は「未来フェス2016」と題し、12月23日にWORLD,KYOTOを舞台にDorothy Little Happy/アイドルネッサンス/寺嶋由芙をゲストに迎え開催した。

この日は、12月26日・AKIBAカルチャーズ劇場での定期公演を最後に卒業をする林奈緒美を擁した4人編成として最後となるイベントの場…だったが、相谷麗菜がインフルエンザにかかり、この日は3人で進行。

 
この日DJを行う予定だったDJねこさんもインフルエンザで欠席したことから、開場時には、キュートなサンタの格好をしたDJ流し(林奈緒美)とDJソーメン(橋本珠菜)が登場。2人がラップ混じりに軽妙にMCを行えば、ZARDの『負けないで』や岡本真夜の『TOMORROW』、クリスマススングなどに合わせ、盆踊り風の振りも交えた軽妙で可愛いダンスや歌を披露。DJ流しとDJソーメンの弾け飛んだステージングに刺激を受けたのか、開演前から場内には熱気が生まれていた。

クリスマス目前の開催に相応しくミライスカートの3人は、満員の観客たちの前へ可愛いサンタの姿で舞台へ登壇。今回は、「ミライスカートのクリスマス会に共演者さんが遊びに来た」をコンセプトに開催することを伝えてくれた。

Dorothy Little Happy

「熱狂おこしやす!」。ミライスカート主催「未来フェス 2016」、Dorothy Little Happy/アイドルネッサンス/寺嶋由芙を京都に迎え開催!!!なっちゃん!、愛の告白を受け大興奮!!|Myuu♪

響くチャイムの音。クリスマス会へ最初に訪れたのがDorothy Little Happy。彼女たちのライブは、2人の美しい歌や踊りに視線が釘付けになりながらも胸に興奮を呼び起こした『永遠になれ』からスタート。「好きよ」「俺もー!!」の熱いやり取りが飛び交った『デモサヨナラ』、胸をキュッと疼かせる『バイカラーの恋心』に映した清楚で軽やかな表情、『Breaking through』に描いた華やかでパワフルなステージング等々、多彩な魅力をライブに投影。『2 the dky』で感じていた、気持ちが軽やかにフライトしてゆく心地好さ。「I LOVE YOU」の絶叫飛び交う『恋は走り出した』を通して作りあげたフロアー中を揺るがす熱狂と躍動まで、Dorothy Little Happyは場内に終始熱い声援を飛び交わせていた。

Dorothy Little Happyとミライスカート

ライブ後には児島真理奈と林奈緒美をMCにDorothy Little Happyとのトークコーナーへ。「2人とも髪の毛がツヤッツヤですね」と林奈緒美は、2人を前にすでに興奮状態。

Dorothy Little Happyとは「郷土愛を語ろう」コーナーを実施。「京都では金閣寺や清水寺に行ったり、舞子さんと写真を撮ったこともあります」とDorothy Little Happyの白戸佳奈さんが言えば、「たまに舞子さんの偽物がいるから気をつけて」と2人がアドバイス。

Dorothy Little Happyの2人に林奈緒美がお勧めしたポイントが「休日の閑散とした錦市場」。逆にDorothy Little Happyの2人は、仙台の「天下一品」にあるチーズがいっぱい入ってる土鍋チーズラーメン。他にも、ずんだシェイクやすんだもちが美味しい」と2人に勧めていた。
 

寺嶋由芙

「熱狂おこしやす!」。ミライスカート主催「未来フェス 2016」、Dorothy Little Happy/アイドルネッサンス/寺嶋由芙を京都に迎え開催!!!なっちゃん!、愛の告白を受け大興奮!!|Myuu♪
                                             
鳴り響いたチャイムの音に続き、寺嶋由芙が招き入れられた。彼女は舞台上を軽やかに舞い踊りながら、キュートでポップな歌を次々届けだした。爽やかな歌声に心がウキウキ弾めば、気持ちが思いきりハッピーな色に染まってゆく。何より、観客たちの「俺もー!!」など絶叫する声のなんて凄まじかったことか。胸に優しく爽やかな風を運んだ『わたしになる』や『初恋のシルエット』。しっとり心に想いを染み渡らせたバラードの『100回目のファーストキッス』。後半には弾む爆裂ポップナンバーを次々投入。『#ゆーふらいと』を通しはんなり舞い上がれば、ラストの『好きがこぼれる』まで、寺嶋由芙さんは満員の観客たちへ熱狂の夢を見せてくれた。

寺嶋由芙とミライスカート

寺嶋由芙さんとのトークコーナーには児島真理奈と橋本珠菜が登場。「ゆっふぃーさん、ゆるキャラの魅力を教えてください」のコーナーでは、この日、京都タワーでゆるキャラの「たわわちゃん」を手に入れたことを報告。児島真理奈か京都のゆるキャラ「まゆまろ」を紹介。すでに寺嶋由芙さんは熱狂的なファンであることが発覚。じつは児島真理奈もファンでありイベントに参加していたことも暴露。京都府警に所属するひったくり防止のゆるキャラ「くりカバ」は寺嶋由芙さんも初めて知るキャラクター。 ミライスカートはイベントで共演したことがあることも報告してくれた。

アイドルネッサンス

「熱狂おこしやす!」。ミライスカート主催「未来フェス 2016」、Dorothy Little Happy/アイドルネッサンス/寺嶋由芙を京都に迎え開催!!!なっちゃん!、愛の告白を受け大興奮!!|Myuu♪

チャイムの音が鳴って姿を現したのがアイドルネッサンス。ライブは、この季節にピッタリなユニコーンの『雪が降る町』からスタート。 まるで降る雪のように彼女たちは舞台上で華やかに舞い踊っていた。アイドルネッサンスはこの日が京都初上陸。京都といえば「はんなり」のイメージ。その印象とは裏腹に、アイドルネッサンスは軽やかにステップ踏みながら歌ったBase Ball Bearの『恋する感覚』やディスコビートの効いたチャットモンチーの『シャングリラ』、魂をたぎらせたTHE イナズマ戦隊の『手を打ち鳴らせ!!』、絶叫飛び交ったUNISON SQUARE GARDENの『ガリレオのショーケース』などなど、場内に熱を巻き起こすパワフルなステージングを通し、心に勇気と力を注ぎ込むライブを描き続けていた。

アイドルネッサンスとミライスカート

アイドルネッサンスのメンバーとのトークコーナーには、林奈緒美と橋本珠菜が登場。ここでは「林奈緒美がアイドルネッサンスの魅力を語る」コーナーを実施。「みんな綺麗な少女の汗なんです」「白い衣装の8人が舞台に立ったときがいい」「何より、京都初めての経験もいただきました」と、一人魅力を語りながら林奈緒美は興奮状態。メンバーが林奈緒美に「大好きです」と言ったとたんに、林奈緒美本人は大照れに。さらに「なっちゃんに告白したの覚えてる?。うちら両想いだからさ」と新井乃亜さんの告白を受け、林奈緒美は「結婚します」とまさかの発言も。まさに、林奈緒美が一人熱愛していたトークコーナーだった。

ミライスカート

「熱狂おこしやす!」。ミライスカート主催「未来フェス 2016」、Dorothy Little Happy/アイドルネッサンス/寺嶋由芙を京都に迎え開催!!!なっちゃん!、愛の告白を受け大興奮!!|Myuu♪

トリを飾ったのが、主催者のミライスカート。ライブはこれまでも、これからも続く美しく輝く青春の日々を胸に刻むように『Beautiful Days』から幕を開けた。ときめきを放つ3人の姿が今宵はひと際眩しかった。その輝きへさらに光をまぶすように。3人は『キラ☆ヒラ♥レボ★エボ』を歌いたした。華やかに駆ける歌が気持ちにドキドキを注ぎ込んでゆく。ミライスカートのライブは、触れるたび心に小さな笑顔の革命を起こしてくれる。それを求めたくて、何時も熱した声を張り上げてしまう。

トランシーなはんなりダンスポップ曲『ナモナイオト』が、意識を心地好く宇宙へトリップさせてゆく。光の速度で一気にスパークした『COSMOsSPLASH』。バクバクとした心臓の鼓動が早鐘を打ってゆく。上がり続ける心拍数。この熱狂は感情を壊さないことには収まらない。場内を揺さぶるほどの絶叫が、それを示していたのは間違いない。最後は、これまでの熱狂を爽やかに空へ解き放つように『鉄則Aライン』を届けてくれた。止まない熱狂と絶叫のなんて心地好かったことか。。。

何時も思うことだが、関西のミライスカートファンの熱狂は本当に凄まじい。もちろん関東でも熱狂を描いてゆくライブは何度も体験している。でも、地元のファンたちと一緒に作りあげる、互いに裸の心で求めあうライブを体感してしまうと、京都にこそミライスカートの原点や活力の源があるんだと強く感じてしまう。彼女たちが「未来フェス」を地元の京都で開催しているのには、そんな理由もあるんだと改めて感じさせられた。

コラボレート

「熱狂おこしやす!」。ミライスカート主催「未来フェス 2016」、Dorothy Little Happy/アイドルネッサンス/寺嶋由芙を京都に迎え開催!!!なっちゃん!、愛の告白を受け大興奮!!|Myuu♪

最後は、この日舞台を彩ったDorothy Little Happy/寺嶋由芙/アイドルネッサンスのメンバーを呼び入れ、全員でミライスカートの『未来ノート』をコラボレート。舞台をめいっぱい使い14人のアイドルたちがマイクをリレーしながら『未来ノート』を作りあげてゆく。サビでは全員が飛び跳ねながら歌を重ね合わせていた。会場中の人たちも「なんてったってNo.1」「ミラ×4」と一緒に掛け声を上げていく。舞台上も客席も、一人一人がこの瞬間を最上級の笑顔で楽しんでいた。舞台もフロアーも関係ない。この会場の中で一緒に熱狂を描いてゆくことが、何よりも幸せなこと。色とりどりの青春が、そこには確かに生まれていた。

 
何時かは平安神宮での開催を目標に、来年もミライスカートは「未来フェス」を開催してくれるだろう。その日を楽しみにしたいのは、もちろん。その前に…。次回、12月26日にAKIBAカルチャーズ劇場にて行われるライブが、林奈緒美を加えた現在の4人編成のミライスカートとして最後になる。4人の最後の姿を、ぜひあなたの目と心に焼き付けていただきたい。

photo:Yusuke HOMMA
Text:長澤智典

ミライスカート Web
http://www.miraiskirt.com/
Dorothy Little Happy
http://dorothylittlehappy.jp/
寺嶋由芙
http://yufuterashima.com/
アイドルネッサンス
http://www.idolrenaissance.com/

セットリスト

Dorothy Little Happy
『永遠になれ』
『ストーリー』
『デモサヨナラ』
『バイカラーの恋心』
『Breaking through』
『2 the sky』
『恋は走りだした』

寺嶋由芙
『ぜんぜん』
『まだまだ』
『わたしになる』
『101回目のファーストキス』
『初恋のシルエット』
『オブラート・オブ・ラブ』
『#ゆーふらいと』
『好きがこほれる』

アイドルネッサンス
『雪が降る町』
『テレフォンNo.1』
『レジ子スター』
『恋する感覚』
『シャングリラ』
『PTA~光のネットワーク~』
『手を打ち鳴らせ!!』
『ガリレオのショーケース』

ミライスカート                                      
『Beautiful Days』
『キラ☆ヒラ♥レボ★エボ』
『ナモナイオト』
『COSMOsSPLASH』
『鉄則Aライン』

コラボレート
『未来ノート』

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