アフィリア・サーガの妹分ユニットStand-Up! Heartsとして活動をスタート。メジャーデビューに際し現在のイケてるハーツに改名。つんく♂の手がけたデビュー曲『Let’s stand up!』は、オリコンチャート8位を記録。かなりイケてるアイドルユニットのイケてるハーツ。今回、宇咲美まどか、橘莉衣、虹香、舞波和音の4人が、Myuu♪のインタヴューに答えてくれた。このシリーズは全部で5回更新。まずは「リサーチ・1」をお届けしよう。
TEXT:長澤智典
ASSISTANT:橋本美波
PHOTO:大浜拓也編集長
デビューシングルの時点で8位にチャートイン出来たのも、イケてるハーツを何時も応援してくれるファンの人たちの力があってのこと。イケてるハーツを応援してくださる人たち一人一人には本当に感謝の気持ちしかありません。
――イケてるハーツのデビューシングル『Let’s stand up!』がオリコンチャートで第8位を獲得!!。メジャー第一弾でその数字はすごいですね!!!!
全員 ありがとうございます!!
――その成果を出すまでにも、いろんな苦労があったのかな!?と想像しちゃいます。
橘莉衣(以下、莉衣)
「『Let’s stand up!』でTOP 10を狙う」という目標をファンの方に伝えようと決めたのが、2月に入ってからなんですよ。
――えーっ、シングルが2月10日発売だったから、それを目標にするにはめっちゃ期間が短くないですか??
莉衣
そうなんですよぉ(笑)。
宇咲美まどか(以下、まどか)
2月に入ってから9日間連続イベントを行ったんですけど。その話をイベントで話したのが、その初日に当たる2月6日のことなんです。
私たち、元々はアフィリアサーガさんの妹分ユニットに当たるStand-Up! Heartsとして一昨年の9月から活動を始めたんですけど。昨年9月7日にTSUTAYA O-WESTで行った主催イベントでちょうど結成一周年を迎えたんですね。その日に発表になったのが、メジャーデビュー決定のお話でした。その日を境にデビューへ向けての準備が始まれば、ユニット名も今のイケてるハーツへ11月に改名したり、早い時期からリリースイベントを始めてなど、いろんな準備をしながらここまで進んできました。
私たちの場合、何かしら明確な目標があったほうが力になるんです。だから今回の目標も、「オリコンチャートのTOP 10を目指してイベントツアーを頑張ろう」と決めたことでした。
舞波和音(以下、和音)
確かに目標を決めて頑張ってはきたんだけど。それが本当に現実のものになるなんて正直想像しきれていなかったから、すっごく嬉しいんです。
莉衣
デビューシングルの時点でTOP 10内にチャートイン出来たのも、イケてるハーツを何時も応援してくれるファンの人たちの力があってのこと。イケてるハーツを応援してくださる人たち一人一人には本当に感謝の気持ちしかありません。
デビュー曲『Let’s stand up!』の作詞作曲を手がけてくださったのがつんく♂さんですからね、それもすっごく嬉しくて。
――イケてるハーツの前身となるStand-Up! Hearts時代。その頃はまだオリジナル曲がなく、すべてカバー曲を歌う形での活動でしたよね。
和音
カバー曲だけを歌いながら1年間活動を続けてきました。ただ、その間もずっと「オリジナル曲を歌いたい」とも想い続けていました。
虹香
「早くオリジナル曲を歌いたいよね」とメンバー間でずっと言い続けてもいたように、その夢が叶ってすごく嬉しいんです。
莉衣
しかも、デビュー曲『Let’s stand up!』の作詞作曲を手がけてくださったのがつんく♂さんですからね。それも、すっごく嬉しくて。
和音
C/Wの『私信確定』は志倉千代丸さんが作ってくださった楽曲だし。
まどか
もう1曲の『ハッピーエンド』は、PS4/PS VITA「パンチライン」のエンディング曲にも選んで頂いて。
莉衣
こんなに素敵な歌を3曲もいただけで、「もうどうしよう」ってくらいの嬉しさです!!
舞波和音の告白。
――デビューが発表になってからは、メジャーデビューという明確な目標へ向かってメンバーみんな走り続けてきました。でも、最初の一年間は、いろいろ心挫けそうになった日々も多かったんじゃないですか??
和音
私、歌もダンスも初心者状態にも関わらずオーディションへ応募し、受かりました。最初に戸惑ったのが、合格した周りのメンバーとの実力の差なんです。みんな何かを認められて合格したように、歌の上手い子もいれば、ダンスの実力に長けた人たちもいました。
研究生ユニットとして誕生したStand-Up! Heartsは、最初にメンバーが20人以上いたんですね。だから、まずは「この大勢の中で自分が輝くためにはどうすれば良いのか!?」ということも考えていれば、「私は先発メンバーに残ることが出来ず、デビュー出来ないのかな!?」「ずっと研究生のままなのかな??」という不安をずーっと、それこそ一年間毎日のように感じながら日々を過ごしてきました。
だけど、昨年9月7日にTSUTAYA O-WESTで行ったStand-Up! Heartsの結成1周年を記念したライブのとき、ステージに出てファンの方々からたくさんの暖かい声援を浴びた瞬間、その舞台上に立った一瞬で「この一年間、挫けそうなときも必死に乗り越え頑張ってきて本当に良かったな」と実感しました。
――それまでには、いろいろ挫けそうになったこともあったんですね。
和音
不安や迷いは何時もありました。私、その日のステージでStand-Up! Heartsを代表してスピーチもさせていただいたんですけど、いろんな想いが甦ってきて泣きじゃくりました。だけど、あの舞台上で想いを全部ぶつけたことで「この先どんなことがあっても私は続けてく」という強い決意を持つことも出来ました。あのとき、ユニットを代表してスピーチさせていただけたことは、今でもありがたい経験になっています。
――「何があっても挫けることはないぞ」と…。
和音
私、すぐにあきらめることが嫌いなタイプのように、意外と負けず嫌いな性格なんです。研究生時代は、それが良い方向へ出たのかな!?と思っています。
――悔しさのあまり、家に帰って泣いたりはしなかった??
和音
そこは、不思議とないんです。私、自分でもビックリするくらいポジティブ思考なので、マイナスな感情に支配され心が壊れてしまうまでは至らない人みたいです。むしろ、美味しいものを食べればどんなネガティブ要素も回復みたいな(笑)。
莉衣
そこ、いいなぁ…。
和音
今は、何があってもポジティブな気持ちを忘れないことが大切だと思っています。
――だから、いつもキラキラとした笑顔でいる人なんだ。
和音
ありがとうございます。何時も笑顔でいれば、なんとかなると思ってるから(笑)
――その通りだと思う。その笑顔を観ていると、こっちまで楽しくなってくるからね。
和音
笑顔にはパワーがあるように、これからも私は、この笑顔を大切にしていきたいなと思っています!!
――続いては虹香さんの魅力を聞こうかな。
(リサーチ・2へと続く)
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