燃えこれ学園、今年最初となる無観客ライブ配信を実施。メンバーそれぞれが、今年の抱負の書き初めも…。

 燃えこれ学園が、2020年6月より月2回のペースで行なっている「無観客ライブ配信」。今年も、コロナ禍の状況が落ち着くまでは、今の形を継続しながらライブを届けてゆく。2021年1月5日(火)、燃えこれ学園は「あけおめSP」と題して2021年最初の無観客ライブ配信を行なった。

2021年の燃えこれ学園のライブも、メンバーたちが元気いっぱいの姿を見せながら幕を開けた。ライブは「すき!すき!好き!!」からスタート。まだまだ厳しいライブ環境だからこそ、ステージに立って歌い躍れることへ喜びを覚えるように満面の笑顔で歌うメンバーたちの姿が、眩しく目に焼きついた。画面を通し、昨年行なった「クリスマスSP」よりライブに復帰した仲川つむぎの姿を確認できたとき、改めて燃えこれ学園として”あるべき姿”でここに立っているんだなと感じていた。
続いて披露したのが、「恋の魔法」。序盤から、嬉しく気持ちを揺さぶる楽曲を連投。彼女たちは歌や踊りを通して、観ている人たちの心を躍らせ、勇気を与える魔法をかけてゆく。カメラ越しにパワーを降り注ぐ姿を見ていると元気になれる。
雅な音色を響かせる「夢幻華」を燃えこれ学園は歌いだした。和の要素も取り入れた楽曲なのが、印象的。この季節に聞くと新春らしさを覚える 。力強い曲調と彼女たちの力強い歌声に触発され、見ている側の気持ちにも自然と力が漲りだす。今回は、舞台の背景三面に巨大なスクリーンを設置。映し出される映像の前でライブを行なう彼女たちの華やかな姿にも、観ている間中ずっと目を引かれていた。

メンバー紹介では、一人一人が半紙に墨で書いた文字を見せながら、今年の抱負を語りだした。それぞれが記した文字と言葉が、以下になる。
“So Cool”、格好よく1年を過ごしていきたいなと思います !」(熊野はる)
“楽しんだもの勝ち”、全力で今年を楽しんでいきたいなと思います!」(當銘菜々)
“上昇”、燃えこれ学園、今年はもっともっと上昇していきたいなと思います!」(佐々木千咲子)
“推”、すぅちゃん推し、燃えこれ学園推しをいっぱい増やしたいなと思っています!」(奥原澄香)
“HAPPY まっぽー MAX”、よろしくお願いしまーす!!」 (成田麻穂)
“躍進”、燃えこれ学園でも、稲森のあとしても躍進できる1年にしたいなと思います!」(稲森のあ)
“生”、生きる。いろんな挑戦や、いろいろと強く生きていこうと思います!」(山田みつき)
“共”、2020年は待つことが多い1年でしたが、2021年はメンバーと共に、そして、広報委員のみんなと共に進んでいきたいなと思います!」(仲川つむぎ)
“進化”、昨年はたくさん勉強になることがありました。今年もたくさん吸収して進化を続けたいと思います!」(蒼音舞)
“輝”、燃えこれ学園も、わたし個人も、もっともっと輝けるように頑張ります!」(三浦千鶴)
“挑戦勝”、挑み、戦い、勝つと書いて「ちょうせんしよう」と読みます。今年もよろしくお願いします!」(高未悠加)

次のブロックは、「Lost in Time」からスタート。佐々木千咲子の歌声から始まった楽曲は、當銘菜々、熊野はる、仲川つむぎへと歌のバトンを繋いでゆく。楽曲が進むごとにメンバーたちの歌声にも力が増してゆく。彼女たちは、自分たちの人生を輝かせようという気持ちを胸に歌っていた。この曲では、各メンバーの力強い声やパフォーマンスを味わえたと同時に 、全体と個々の魅力を楽しめたのも嬉しい見どころになっていた。
続く「タイムレシーバー」でも、力強く華やかなパフォーマンスを披露。「届いて」と張り上げたメンバーたちの歌声が、存在感を放ちながら耳へ飛び込んできた。メンバーそれぞれが、「届いて」とロングトーンで歌う声に想いを強く乗せてゆく。その声は、見ている側の心にもしっかり届いていた。


舞台の景色を塗り替えるように、彼女たちは「Shiny Dream」を歌いながら、場内を華やいだ空気に入れ変えた。メンバーどうしで手を繋ぎながら歌う姿も印象的だ。描いた夢に向かって進む気持ちをみんなで分かちながら、輝く日々を送り続ける。その歌声やパフォーマンスを観ていたら、燃えこれ学園が思い描く輝く未来へ向かって、これからも一緒に歩み続けたい気持ちになっていた。
稲森のあの歌声からスタート、佐々木千咲子、高未悠加、奥原澄香へと歌声を繋いだのが「オルゴール」。昨年12月に新曲として初披露して以降、この歌も、燃えこれ学園のライブを彩る大切な楽曲として定着し始めている。切ない気持ちや届けたい想いなど、心の叫びをぶつけるように歌う彼女たち。気持ちを強く込めて歌う姿を見るたびに心が揺さぶられる、 クリスマスの時期を舞台にしたウィンターソングではあるが、季節に関係なく、これからも長くライブで歌い続けてもらいたい楽曲だ。

MCコーナーで披露したのが、「チーム対抗ジェスチャー ゲーム」。”チームなぁな”と”チームなり~”の2チームに分け、ゲームを開始。熊野はるより出されたお題を、メンバー一人一人がジェスチャーで伝え、他のメンバーたちが答えてゆく。正解するたびにメンバーが入れ代わりながら、制限時間内に何問正解できるかを競う内容。勝ったチームには、熊野はるより、お年玉を進呈。それを聞いて、メンバーたちが俄然張り切りだした。”チームなぁな”も”チームなり~”も4問ずつ正解。同点ということから、リーダーがじゃんけん。結果、”チームなり~”が勝利した。

ライブは後半戦へ。ゲームコーナーの中、笑顔で戯れていた姿から、一変。力強い歌声を響かせ歌い躍る「恋時雨」を通し、彼女たちはパワフルなパフォーマンスを見せてきた。MCとライブでは、バチッと気持ちのスイッチを切り換えれば、それぞれの楽曲に似合う歌声やパフォーマンスを持って、曲に込めた想いを伝えてゆく。舞台の上で力強く躍動する彼女たちの姿が、とても凛々しく見えていた。
会場中へ眩しい太陽の陽射しを降り注ぐように、楽曲は「ミラクる☆妄想がーる」へ。舞台の上で無邪気にはしゃぐ彼女たちの姿が、眩しく目に飛び込んできた。メンバーたちは、あふれそうなくらいのときめく想いを胸に抱きながら笑顔で歌っていた。熊野はると成田麻穂が手を繋いで歌う場面や、奥原澄香と當銘菜々が背中合わせで歌う姿など、メンバー自身が、この瞬間を、この時間を思いきり楽しんでゆく。後半には、メンバーが見ている人たちへカメラ目線で 笑顔を届ける場面も登場。メンバーたちが本気で楽しんでいる姿が、とても眩しく見えていた。

「不安でいっぱいな日も、上手くいかなくて悔しいときも、自分たち自身がこの曲に背中を押されています」(當銘菜々)の言葉を受けて歌ったのが、「Re-START」。この歌が誕生して以降、何回どころじゃない、何十回とこの歌に、「Re-START」を歌うメンバーたちのライブ姿に力をもらったことか。「Re-START」をCD盤やライブで聞くたびに、どんな苦境に立たされようと、未来を信じて前へ進もうという勇気を受け取り続けてきた。目の前にそびえ立つ壁だって、乗り越えていける力をこの歌にもらってきた。今年もこの歌が、燃えこれ学園のメンバーたちに、彼女たちと一緒に歩み続ける仲間たちに、この曲に触れた人たちの心に、明日を向いて進んでゆく勇気を与える歌になり続けていくに違いない。

息を切らしながら「2021年も走っていく」と力強く宣言した熊野はるの姿を見て、山田みつきが「全力だったんですね」と軽くつっこむ場面も。次は、1月19日(火)の「山田みつき生誕祭」。熊野はると山田みつきのボケまくりのやり取りも、今年は見どころになりそうな予感をMCでは見せていた。

最後は、お馴染み「校歌」を斉唱。今年こそは、この歌を目の前で耳にしたい。そのときが来るまで、うつむくことなく、彼女たちとき同じようにしっかりと前を見つめていよう。今年も、燃えこれ学園の活動を応援していこうじゃないか。

PHOTO:平島理
TEXT:長澤智典

★インフォメーション★

1/19 山田みつき生誕祭
https://tiget.net/events/117501
開演19:10~
無観客ライブ配信

・毎週火曜日 25:00〜放送中!
『燃えこれ学園なぁなり〜ラジオ』
放送局:FM那覇(78.0Mhz)
パーソナリティ:成田、當銘
※ラジオはアプリListenRadio等で、全国でもお聴きいただけます!!

・2000人の方へCDお届け企画開催中!
《CD通販サイト》
https://movingexpress.syncsell.jp/re-start-%e7%87%83%e3%81%88%e3%81%93%e3%82%8c%e5%ad%a6%e5%9c%92/

燃えこれ学園 Web
http://moecore.com/
燃えこれ学園 twitter
https://twitter.com/moecoregakuen
燃えこれ学園 BLOG
https://ameblo.jp/moecoregakuen/
燃えこれ学園 YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/moecoregakuen

燃えこれ学園 / オルゴール【Live PV Ver.】

「Re-START」MV

セットリスト
「すき!すき!好き!!」
「恋の魔法」
「夢幻華」
「Lost in Time」
「タイムレシーバー」
「Shiny Dream」
「オルゴール」
「恋時雨」
「ミラクる☆妄想がーる」
「Re-START」
「校歌」

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